2016年 11月 03日
今まで読んだ本・宇江佐真理 |
全部読んでみようと借りました。
高砂
隠居した今でいう事実婚の夫婦が
会所(役人が立ち寄ったり、火事が起きれば
火消し達の休憩所になったりするところ)で
住み込みの管理人をすることに。
その会所や近所の人達の間で起きる騒動を
季節を交え描いている。
斬られ権左
惚れた女医者を守るため生きる死ぬかの
傷を負い、そして2人は夫婦となり娘も
生まれる。
傷の痛みに堪えながら仕立屋の傍ら
与力の小者としても活躍するのだけど。
惚れた女性、愛する娘のために自分を
犠牲にする権左、物悲しい内容でした。
うめ婆行状記
宇江佐真理さん、最後の小説。
3冊の中では一番面白くて二晩で読んだ。
町人から同心の元に嫁に入った、うめ。
4人の子供を育てあげ舅姑も看取ったの
だけど夫が突然亡くなる。
隠居暮らしを、という同じく同心である
息子の言葉を断り、伸び伸びと暮らしていた
娘の頃を思い出し48歳にして初めての
ひとり暮らしをしたいと家を出る。
のんびり暮らすつもりだった、うめの元に
甥達が難題を持ち込んでくる。
48歳・・・私と同い年。
いくら江戸時代とはいえ、夫が亡くなった
からと隠居しろ、は辛すぎるよなぁ。
そして一番辛かったのは、これから
どうなる!?というところで「未完」と
なってしまったこと。
もっともっと読みたかった。
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理由についてはコチラを、ご覧下さい。
by piiko45
| 2016-11-03 15:58
| 読書
|
Comments(2)
Commented
by
yossina-lani at 2016-11-03 21:55
高砂とうめ婆は読みました。
どちらも良かったー
宇江佐さん、まだ読んでない本
どれだけあるんだろう?
全部読みたいけど、
読んでしまうのが寂しいような・・・
どちらも良かったー
宇江佐さん、まだ読んでない本
どれだけあるんだろう?
全部読みたいけど、
読んでしまうのが寂しいような・・・
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Commented
by
piiko45 at 2016-11-06 16:44
>よっしーなさん
文庫と単行本が混じってるのも
あるけれど岡山の図書館全体で
検索したら150冊ほど出てきました。
実家の母は読書が大好きだったのに
体調を崩してからは読む気もしなくなったと・・・。
元気になった今も同じで。
私は読めるうちに読んでおこうと思います。
文庫と単行本が混じってるのも
あるけれど岡山の図書館全体で
検索したら150冊ほど出てきました。
実家の母は読書が大好きだったのに
体調を崩してからは読む気もしなくなったと・・・。
元気になった今も同じで。
私は読めるうちに読んでおこうと思います。